IQ100以下の旧帝大卒業生による大学受験勉強法

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初めまして、私は、IQ100以下ですが、浪人した末、旧帝大に合格しました。そして、卒業しました。

IQ100以下である私が、どうやって旧帝大に合格したのか?

その勉強法を掲載しています。

ちなみに理系です。

 

私は大学在籍時に、統合失調症を発症しましたが、その時の体験も加味した勉強法も載せています。(統合失調症発病前と後では、やや頭の使い方が異なっていたため、参考になるかもしれないと思い、載せています。)

(統合失調症発病後にIQテストを行い、IQが100以下という結果が出ましたが、統合失調症では知能は低下しないみたいです。ですので、発病前もIQが100以下だった可能性があります。ですが、旧帝大に合格したので、IQ100以下でも合格できる勉強法になっているのかもしれません。

→使用した参考書はこちら

 

体験記

1年目はセンターが成功しましたが、二次で大失敗して落ちました。
2年目(浪人)センターが失敗しましたが、二次で挽回して合格しました。

→偏差値推移はこちら

 

 

大学受験勉強法

全体的に言えること

勉強は質も重要ですが、最も重要なのは、量です。量をこなさなければダメです。
旧帝大を目指すのであれば、(浪人しているときは、)毎日最低5時間は勉強しましょう。それ以下であれば、旧帝大に合格することは不可能だと思います。これは最低ラインです。実際には、5時間では少し甘いと思います。できれば10時間くらいは欲しいところです。長ければ長いほど良いです。

私の場合、起きている間は、ほとんどの時間勉強するようにしていました。大体、8~12時間くらいは勉強していました。河合塾のある講師は、京大に合格するなら、一日15時間勉強すればいいと言っていました。

 

まず、目的の大学が、センター重視か、2次重視であるかをチェックしてみましょう。
ランクの高い大学であれば、大抵2次重視です。なので、センター対策はあまりせず、2次対策に時間を割きましょう。
センターで大失敗しても、2次で逆転できます。逆にセンターで成功しても、2次で失敗したら落ちます。

過去問は早いうちにチェックしましょう。その過去問が解けるようにしていくことで合格できます。
(受験間際に過去問をやってみて解けなかった場合、打つ手がない。)

 

 

 

旧帝大に合格した勉強法

授業中は、できそうなら、授業を聞かずにひたすら宿題や、問題を解いていました。

特に数学の授業などは、授業を聞くよりも、自分で問題を解いたほうが効率が良いと思っていたので、授業中はひたすら演習してました。

 

教科別の勉強法は以下です。

・数学の勉強法

数学の勉強法は、とにかく問題を解くことです。「青チャート」など、色々な問題が網羅されている問題集を使って、例題を答えを見ないで解けるようにしましょう。答えを見ずに解けた問題は○、わからなかった問題は×などチェックして、×をチェックした問題は、またもう一度解いてみて、答えを見ないで解けるようにしましょう。また、章末問題なども、実力をチェックするためにやるといいと思います。「青チャート」の問題がほとんど解けるようになれば、偏差値もかなり上がっているはずです。

「青チャート」が終わったら、もう一冊問題集をやり、実力をチェックしましょう。そして、大学の過去問にも挑戦してみましょう。

解けない問題をとけるようにすることを繰り返すことで、実力が上がります。また、なんとなくわかった。ではなく、しっかり、理解しましょう。

また、上記のように解法を理解、暗記していくことも重要ですが、考えることも重要です。ですので、初めに問題に挑戦するときは、じっくり考えて、どうすれば解けるか?などいろいろ試行錯誤してみて、できれば答えを見ないで解いてしまうことが理想です。

というのも、私の場合、数学の問題を何十分も、時には何時間も考えることをやっていたからです。

 

・英語の勉強法

英語はとにかく単語です。「速読英単語」などを買ってきて、単語を覚えましょう。覚えてない単語にはチェックをつけて、何週もやってみましょう。文法も理解しましょう。

英語の点数は、勉強量した分だけ直線的に伸びていく傾向にあります。数学や物理は指数関数的にあるときになって点数が伸び始めるののに対し、英語はグラフでいうと直線的に伸びていきます。

 

・物理の勉強法

物理の勉強法は「物理のエッセンス」など、良質な問題集を解きながら理解していくことが重要だと思います。「物理のエッセンス」のほとんどすべての問題を答えを見ずに解けるようにしましょう。

「物理のエッセンス」は基本的な問題が多く、難易度の高い問題は少ないので、「物理のエッセンス」が終わったら別の問題集にもトライしてみると良いと思います。例えば、重要問題集や、名門の森などです。

参考ですが、物理の成績は指数関数的に上がります。勉強を続けていれば、初めはなかなか偏差値が上がりませんが、ある時を境に一気に偏差値が上がります。

 

・化学の勉強法

化学は「重要問題集」など、良質な問題集を解きながら、化学の知識を増やしましょう。教科書をよく読んで内容を暗記してしまいましょう。

また、「新研究」のような詳しい説明が載っている参考書を1冊持っておくと便利です。

 

・地理の勉強法

地理は「センター試験地理Bの点数が面白いほど解ける本」など、解説がわかりやすい参考書を何度もよく読んで知識を増やすとともに、理解していくことがポイントです。

 

数学はチャート、英語は速読英単語と文法の参考書、物理はエッセンス、化学は重要問題集

これらをほとんど解けるようにしておけば、偏差値がかなり上がるはずです。

 

全教科に言えることですが、問題集をうまく使うことがポイントです。まず、1週目を解いてみて、解けなかったりわからなかった問題には×などチェックします。そして、2週目には×の問題をもう一度解いてみて、解けなかったら再度×などチェックします。さらに3週目もやってみて×の問題を解いてみて・・・というように、何週も解いて解けない問題を減らしていくやり方を私は行いました。

 

ところで、 塾は通う必要はないというのが私の意見です。自分で勉強した方が効率がいいと思います。なぜなら、講義で問題の解説があり、それを聞いて板書するよりも、自分で参考書の答えを見た方が早いからです。

 

また、受験本番が近い時は、とにかく勉強量を増やしたほうがいいと思います。受験本番が近いのに勉強をしなかったりしていると、すぐに感覚がなまります。現役では落ちましたが、このとき、受験が近いのにオリンピックなどを見ていて、勉強をあまりしませんでした。今思うと、受験が近いのになぜこんなことをやってしまったのか理解できません。反省して、浪人した時は、かなりの時間、勉強するようにしていました。

 

 

 

統合失調症で、大学卒業した経験から考える勉強法

統合失調症の時は、とにかく授業を聞いて理解することに努めました。その結果、意外に授業を聞いて理解しておけば、問題は解けるものだと感じました。また、理解していくことが楽しいと感じられ、モチベーションの維持に役立ちました。

 

・数学の勉強法は、

問題演習に移る前に、教科書をよく読んで、また、授業をよく聞いて内容をしっかり理解しましょう。重要なのは、定理や、問題の解答をしっかり理解することです。理解していないのに覚えるだけとか、そういうのではいけないと思います。それでは本当の実力はつかないと思います。

 

・英語の勉強法は、

大学では実践してないのでわかりません。やはり、単語が重要だとは思います。

 

・物理の勉強法は

数学と同じく、とにかく理解することです。このことは、数学以上に重要です。物理の法則などをろくに理解もせず、問題演習に移ると、問題演習でやった似たような問題は解けるけど、少しひねられると解けなくなると思います。完全に法則を理解しておけば、応用がきくと思います。また、疑問点は絶対にそのままにしておかず、先生に聞くか、ネットで調べてみましょう。

 

・化学の勉強法は、

大学では実践してないのでわかりません。しかし、理論の分野は理解すること。有機、無機はとにかく暗記だと思います。

 

数学の法則や、物理法則を、なぜそうなるのかをしっかりと理解しておくことが重要だと感じました。しっかりと理解しておくことで、応用問題に柔軟に対応できます。

 

 

 

 

まとめ

とにかく、勉強時間を長くとり、できない問題を解けるようにしていくことをし、1冊の良質な参考書を完璧にすることが重要だと思います。経験上、勉強しまくれば、驚くほど偏差値が上がります。しかし、勉強しないと、ある程度の期間は継続して偏差値を保てますが、その期間を過ぎると偏差値が落ちていきます。

 

要するに、勉強しまくることが一番重要になってきます。

 

 

 

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